エルブジのソムリエと
今年6月に閉店した『世界一のレストラン』エルブジ。
そのシニアソムリエであるダヴィッド・セイハス氏が来日しているので話を聞きに行ってきました。
レストランが閉店した後、自分に何が出来るだろうかと考え、スペインワインの美味しさを伝えようと、世界を巡っているそうです。
氏の推薦するアバニコのワインをいただきながらのお話です。
ワインは土着品種とその土地を活かした醸造がされていて、美味しかったのですが、ワインの話よりエルブジのこぼれ話の方が興味深かったです。
・エルブジの料理は45品前後もあって3~5時間かけて食事をする。 ワインなんか合わせてられない。
本当にスペインワインとスペイン料理のマリアージュを味わいたければ、車で25分ほど離れた◎×△の方が良い。
・エルブジの客は50%が外国人。 地元のワインを飲みたがるので店にはスペインワインを多く用意しているが、アドリア(料理長)の料理には骨太系のスペインワインは合わない。
もともと夏期に6ヶ月間だけ営業するので赤より泡や白の方が合う。
なんて話を聞きながら、あっという間の2時間でした。
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